こんにちは、福岡に住むトランスジェンダー(FTM)の明楽です。
ついに東京オリンピックも延期が決定されましたね。
東京のロックダウンがいつ起こるのか
色々な疑惑があちらこちらから聞こえてきます。
本日100円ショップやホームセンターに買い物に行ったのですが
徐々に日用品の備蓄を始める方々が表れている様子。
マスクはもちろん在庫がなく、除菌シートも品薄状態。
面白いことに高野豆腐がどこも売り切れていました(笑)
これはおそらく食品が無くなることを危惧された方々が、栄養価が高く日持ちがする食品を狙ってのことかと察します。
この状況がどんどん進み、日用品が買えなくなってしまったら誰もが困りますよね。
今回はこの問題にLGBT当事者の観点を入れてみます。
その中でもトランスジェンダー、FTM(Female to male)である私が、FTMはこれが困るだろうなぁと推測される事例を紹介します。
※FTM(女性として生まれ、性自認が男性。男性として生きる(生きたい人))
まっさきに考えるのは生理用品。
私は手術をして子宮の摘出も済んでいるので生理は来ません。
しかし、ホルモン治療をしていない状態で男性として生活しているFTMは、身体は女性なので毎月生理がやってきます。
男性が生理用品買うのってちょっと買いづらくないですか?
少なくとも私は絶対に買いたくなかったです。
(そのときは少しでも女性であることがバレたくないという心境だったので、疑われるような行動はできる限り避けて通りたかった。)
だから実家にいたときは母に買ってもらっていたし、当時付き合っていた彼女に買ってもらったりしていました。
もし生理用品が手に入りにくくなって、周囲にカミングアウトできていない人ばかりならば、自分でなんとかしなければいけない。
何らかの形で物資の配給が実施されたとしても、生理用品の列に並ぶのは気が気じゃない。
だから、生理用品の自販機があればいいのにってずっと思っていました。
ソ〇ィさん!
ロ〇エさん!
需要がありますよ!ご検討くださいな!!
このついでに言わせてもらうならば、男性用トイレの個室にもゴミ箱を設置してほしい。
生理中のときに男性用トイレの個室を利用してゴミ箱がなかったときは(ほとんど無いのですけど)汚物をポケットに入れて出て、外でゴミ箱を探してコソコソと捨てていました・・・。
最近は便所飯と呼ばれる文化もあり、コンビニおにぎりの袋などがよく個室に落ちているのを見ると、案外ゴミ箱ニーズはあるのではないかと思います。
しかしこのトイレで1人でご飯を食べるという事象自体はちょっと寂しく感じちゃうので複雑ですが。
色々な観点から課題解決できることが必要ですね。
まだまだ世界は落ち着きませんが、求めすぎず、今ここ生きる幸福を感じましょう。