こんにちは、福岡のトランスジェンダー(FTM)の明楽です。
本日は久留米男女平等推進センターさまにて
『LGBTをもっと身近に』というテーマで
LGBT講演会を実施させていただきました。
会場に着くなり、いたるところにポスター告知をしていただいてあって恥ずかしくなっちゃいました(;・∀・)
外の掲示板
結構大きいんです(〃ノωノ)
中の掲示板
ここまでやっていただいて、いっそう気合い入りました!
久留米市にお住まいの方だけでなく
うきは市や鳥栖市
そして福岡市から駆けつけていただいた方も。
ありがたいですね。
今回はLGBTの基本的なお話しから、性の多様性について。
当事者としての体験談を話させていただきました。
こちらからの一方的なお話しだけでなく、しっかり内容を持ち帰っていただきたくて、ワーク形式も取り入れました。
どんな意見が出たのか2~3名のお話しを聴けたらいいなぁと思って、自発的に共有いただける人を募りました。
こういうときって大体あまり手があがらなくて、こちらからの指名になるのですが、どんどんみなさん手が上がり、逆に時間内に収まりきれずストップをかけることになりました。
年齢も30代から80代と幅が広く
行政関係者、医療関係者、市議会議員、教育関係者などお仕事も様々で
たくさんの意見と質問をいただくことができました。
今回たくさんいただいた質問の中で、最初にいただいた質問。
とても印象的なものでした。
映画のシーンの中に、男性同士のキスシーンやベッドシーンがあり
とっさに「気持ち悪い」というイメージがわいてしまった。
これは差別意識でしょうか。
みなさんなら何と答えますか?
これは、どこから観るかがポイントになると思います。
誰だって好き嫌いがあるのと同じで、1つのものをみて浮かぶイメージは様々。
どのようなイメージを持つかは自由です。
大切なのはそのイメージの背景には何があるのか。
そこを観ること。
なぜ、気持ち悪いと思ってしまうのか
どんな判断基準を持っているのか。
こうやって自分の判断基準を改めて振り返ることは
性に対してだけでなく、どんな場面でも必要なことです。
自分の知っている世界が絶対と思って判断基準を押し付けるのではなく、自分の判断基準も相手の判断基準もちゃんと理解した上で話し合える、そんなやりとりが誰とでもできたら、きっと世界はもっと優しくなると思います。
誰もが認め合える尊厳社会を目指して、これからもがんばろうってエネルギーが湧きました。
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!