今回はよく講演のときにも質問いただく「アライ」について深めたいと思います。
アライって何?
アライとは同盟・支援者を表す英語「ALLY」が語源となっています。
LGBTなど性的マイノリティについて理解し、応援・支援をしようと行動する人のことをいいます。
LGBT当事者でないとアライになれないの?
そんなことないです。
アライは、LGBTに対する理解と支援の意思を自発的に表明されている個人を指しているため、当人のセクシュアリティは関係ありません。
私はトランスジェンダーの当事者ではありますが、性的指向は女性なので異性愛者です。
なので、恋愛の観点からすると私はマイノリティではなくマジョリティになります。
ですが、私は同性愛者を支援しています。
最近はゲイの友人がたくさんいて、私はゲイではないけどゲイの方々の在り方・生き方を応援しているので、この場合私はゲイアライです。
アライになるにはどうしたらいいの?
まずは大前提に受け入れたいという気持ちが大事。
そこからは、私は3ステップを案内しています。
①知ること
・LGBTの基本知識を学ぶ
・当事者の話を聞いてみる
②変わること
・自らの言動、行動を見直す
・差別的表現に気付いたらつかわないようにする
③表明すること
・LGBTに関する話題を前向きに捉え話題にする
・自身がアライであることを表現する
アライの表明はどうしたらできる?
一番簡単にすぐできて、かつ分かりやすいのはレインボーグッズを身につけたり、レインボーカラーを活用することです。
性の多様性を表すレインボーは6色
6色の意味はこちらに記載していますのでご覧ください。
セクシュアルマイノリティといわれるLGBT当事者は、見た目では分かりづらいことから、サイレントマイノリティと言われています。
LGBTの人が分かりにくいように、LGBTの人たちからしても、誰がアライなのかは分かりません。
この6色のレインボーグッズやレインボーカラーが表記されていることは、さりげない目印になるのです。
レインボーグッズは様々なものがありますが、キーホルダーやストラップ、バッジなどは安価に手に入りやすいしおすすめですね。
一例紹介。こんなのは使いやすいと思います。
詳細はこちら▶︎商品ページ
他にも「レインボーグッズ」などで検索されるとたくさん出てくるので、ぜひググってみてください。
誰もが誰かのアライになれる
松岡宗嗣さんの言葉で、大好きな言葉です。
みんなで誰かのアライになれたら嬉しいです。