こんにちは。
福岡に住むトランスジェンダーの明楽です。
第1回あきらと学ぶLGBT+無事に開催されました。
主催者であるほんちゃん
事前アンケート、こまめなフォローメール、内容の打ち合わせにもしっかり観点をくれて、本当に感謝しています。
そして初めてのファシリテーターチャレンジのあおいさん、K子さん
手話通訳&議事録をしてくださっているレイさん
そんでもって共に積極的に参加していただいたみなさま。
本当に本当にありがとうございました。
レイさんが入られる前に撮影したのでレイさんがいませんが、こんなスタッフたちで実施しています。
開催直前なのでちょっとみんな緊張気味です(笑)
定員15名予定でしたが、定員上回る方にお申し込みいただきました✨
今回のお話しは、会全体で60分という短い時間だったので
2部構成にして《身体》と《こころ》を分けました。
そして初めて私の話を聴かれる方も多かったので、改めてLGBTとは何なのか。
性とは何なのか、基本の内容もお伝え。
私が身体のことで悩んだ苦悩を具体的にひとつひとつ話させていただきました。
少しでも声を低くしたくて無理なお酒の飲み方、煙草の吸い方、発声の仕方をしていたこと。
少しでも胸の膨らみを平らにしたくて、専用のシャツは必須で真夏でも3枚以上の重ね着だったこと。
成長期に身体が丸みを帯びるのがイヤで無理なダイエットから拒食症になったこと。
え!?そんなところまで気にするの!?
そう言いたくなるようなことをたくさんたくさんやってきました。
そしてこれは私だけでなく、多くの当事者たちが頷くことだと思っています。
私のポリシーは、一方的な講演をできる限りやらないこと。
情報をインプットすることは大切なのですが、それ以上に大切なのはその情報を受けてみての気付きや感じたことをアウトプットすることだと私は思っています。
短い時間でもグループトークを行い、みなさん同士の交流を実施していただきました。
自分の経験以外のことを共感することはなかなか難しいものです。
それでも、相手の立場になって考えてみることは大事。
私が経験したシチュエーションを話し、みなさんにもそのときの心情を考えていただきました。
私は身体の治療は一切なにもしないまま、男性として働いていました。
面接のときに「私は性同一性障害の診断を受けていて、身体や戸籍は女性だが男性として扱ってほしい」と面接官に伝え、受け入れてもらえたのです。
だから人事と上司以外私の素性は知らず、同僚たちは私のことを身体も性自認も男性だと思っています。
社員旅行の際に、仲の良い同僚たちは「一緒にお風呂に行こう」と当然のように誘ってきます。
さぁ、あなたが私の立場ならどうしますか?
どのような気持ちになるのでしょうか。
どのような考えが浮かぶのでしょうか。
どのような行動を起こすのでしょうか。
ぜひご覧いただいている方も一緒に考えていただけたら嬉しいです。
次回は、「こころの悩み」にフォーカスしてお話しします。
チケットは完売していますが、第2部のみでも構わないという方は相談が可能だそうです。
ご希望の方はお問い合わせください。
さー来週も楽しみます♪