こんにちは、明楽です。
最近講演会でLGBT当事者としての体験談を語ることが増えてきました。
nTech(認識技術)と出会い、世界の存在方式が明確に分かった今
何のためにこの時代に生まれて、どう生きていくのか
アイデンティティが自らの意思によって確立したからこそ
カミングアウトを挨拶のように出来るようになりました。
もちろん最初からこんなに出来ていたわけではありません。
性同一性障害という言葉を知って、きっと自分はこれだと知った高校時代。
最初に話した親友の前では声が震え、涙が止まりませんでした。
こわくて、こわくて、ただならぬ緊張感があったことを覚えています。
「カミングアウトをされたとき、どうしたらいいですか?」
という質問を多く受けます。
特別なことは必要ありません。
ただ、話してくれたことをそのまま受け取ってください。
すぐに受け入れることが難しくても、存在を否定しないでください。
LGBT当事者にとって、カミングアウトは生死が関わるくらい勇気がいる行為なのです。
そう、命懸けなのです。
「なにがどうあれ、あなたはあなただから」
「話してくれて、ありがとう」
受け入れてくれた、そのときの言葉にどれだけ心が救われたか。
最近私の話をよく聞いてくれる友人がいます。
その人が言った一言。
「私、カミングアウトって言葉がそもそも好きじゃない!」
・・・・・・・・・・・・・・・(゜д゜)ハイ?
「だって、色々な人がいるんだから、別に特別なことじゃないじゃん。」
たしかにね。
本当に観点・固定観念をZERO化して、尊厳から観たときにそう思えますよね。
いつかは「LGBT」や「カミングアウト」っていう言葉すらも無くなって
多数派も少数派もすべてが尊厳溢れる関係性で生きる世の中を創建していきたい。
その想いを胸に
いろいろあるけど、今日も笑います。
今ここ、感謝。