こんにちは、福岡のFTM明楽です。
本日は福岡県立嘉穂総合高等学校の職員様向けに
LGBT研修を実施させていただきました。
アンケートも多くの方にご協力いただき、先生方の意識の高さに感動です。
一部抜粋して共有させていただきます。
50代 男性 受講前:LGBTを認めていた、受け入れていたと思っていた 受講後:LGBTを理解できていなかった。 LGBTのあらゆる側面に立って理解を進めなければならないと思った。 感想:LGBTの人口が13人に1人(最近は11人に1人とも言われる)という驚きから始まった。 SOGIEへの変革には賛成であり、つい最近興味を持って注視していた。 保障のない国、日本の改善が急務であり、東京オリンピックムーブメントが期待できるが、 国連からも懸念されている現実があることに気付き、ボトムアップの1人になろうと思う。 カミングアウトが命懸けという実情、他国の現状を聴き、理不尽さを感じた。 法的な保障がライフステージにみえない今、これからの社会変革の一員と なるように生きていく。そう確認できた。
30代 女性 受講前:LGBTの生徒は40人クラスに2~3人は在籍しているという程度の ぼんやりとした知識しか持っていませんでした。 受講後:LGBTの方々がライフステージで様々な困難にぶつかっているということを 具体的なエピソードを通して知ることができました。 制服や更衣室、修学旅行など学校現場に関わることも多く、 私たち教員が当たり前と思い込んでいる決まりやルールこそ、 もう1度見直していく必要があると感じました。 感想:LGBTの方々を取り巻く環境として、日本はまだまだ厳しいということ、 そして未来の日本を創っていく子ども達を育てる教員の理解も まだ進んでいないことを実感しました。 特に高校は社会人の手前、最後の教育機関となる可能性もある中、 履歴書の記入に心を痛めたり、そもそも就職に困難を感じたりする子ども達が いるということを意識していきたいと感じました。
40代 女性 受講前:ホモセクシュアルは男性を好きになる男性のことだと思っていた。 受講後:ホモセクシュアルはレズビアンを含む同性を好きになる人のことを総称していうと いう正しい知識。 感想:今年度、LGBT当事者の方から話を聞く機会が数回ありました。 当事者の方も色々な性格、環境もあり、それぞれの思い、伝え方もそれぞれで 私の受け止め方もその都度考えたりとかありましたが、荒牧さんの話を聞いて しっくりきたというか1番知りたい事、聞きたかった事や今まで知らなかった オリンピックでの差別禁止規定や性的指向に関する世界地図なども知る事ができた。
20代 男性 受講前:LGBTは一義的に決められる。 受講後:様々な要素が範囲的に決まる。 感想:自らの知識が表面的な知識しかないことを実感した。 カミングアウトに相当な覚悟が必要とあったが、今目の前の人がそうであるかも しれないという認識を持ち、否定的になることなく受け入れる準備として 今からできることを参考に行動していきたい。
などなど
もっともっと多くの声をいただき、とても勉強になりました。
理解し合える社会をつくるためには
一方的な発信だけでなく、相互理解が絶対に必要です。
こうやって意見交換ができる環境を増やしていきたいです。
さて、今回の研修会場でもあった嘉穂高校さま。
とても面白い取り組みをたくさんされています。
なんと、ドローンの資格取得に向けた教習があるのです!
高校で生徒を対象としたドローン教習を行うのは全国で初めてだといいます。
そして、工場と思わせんばかりの広~い敷地内には
ダチョウが!!!
その横にある石碑の文字が切なすぎる!w
そして今回、ダチョウの威嚇初体験
なんや、われぇ(# ゚Д゚)
と言いたそうな目(笑)
これオスのダチョウなのですが
メスを守るために
人間の男にだけ威嚇するらしいのです。
ダチョウは何をみて人間の男女を分けているのだろう。
そんな疑問が浮かびました。