こんにちは、福岡に住むトランスジェンダーの明楽です。
コロナウイルスの影響ですっかりオフラインの研修や講演が止まっていましたが
今回約7か月ぶりに
佐賀県主催の社会人権・同和教育指導者養成講座の中で
LGBTに関するオフライン講演を実施させていただきました。
こちらの研修も本来はもっと前に行われる予定が延期になり、やっと開催することができたもの。
自粛期間中にオンラインで受けた講座もいくつかありましたが
やっぱりオフラインで直接お顔や全体の雰囲気を見ながらやる講演の方が
私は好きだと実感しました。
参加者はみなさんマスク、ソーシャルディスタンスを保つため1テーブルに1名掛け。
明らかに今までのオフライン講演とは雰囲気が違いますが、こうやって開催できたことはとても嬉しく思います。
あまりにブランクがありすぎて、開催時の写真を撮ることを失念。
思いだしたときにやっと撮れた画像がめちゃくちゃなアングルのこれです(笑)
これからしっかり勘を取り戻していきます~~
今回の研修が初めての方、数回目の方など色々いらっしゃいましたが、たくさんの方がアンケートをしっかり書いていただきました。
どれもとても勉強になる意見ばかりでしたが、その内の一部を抜粋して紹介させていただきます。
50代女性
自分の中の思い(差別の種)に気付くことから始めていこうと思います。誰もが自分のことを話せる雰囲気づくりができるようになればと思います。
20代男性
LGBT当事者の話をきいたのは初めてだったのでとても新鮮だった。
性のカテゴリが多様であり、難しいと思ったが、性別や表現ばかりを気にするのではなく、その人自身をしっかり理解して受け入れることが大事であると感じました。
40代女性
「偏見がない」のと「配慮ができる」は大きく違う→ハッとさせられました。
心の中でどんなに応援していても、行動に出さなければ十分ではないですよね。
勇気を出して行動したいと思いました。
40代男性
LGBTの割合が10%くらいいるということに驚きました。
自分の周りにはいないという決めつけは間違いということに気が付きました。
「多様性」を正しく理解していない自分がいました。毎日を不安に感じながら生活するのは苦しいだろうと思います。啓発活動はこれからも一般に普及して正しく知ってもらわないといけないと感じました。
60代男性
性の多様性を知る、認識することが、結果として自分の変容、成長につながっていくと思いました。
相手のことを知る、共感するということは、自分とは何か、自分の存在意義を知ることになる。
みなさんの気付きが私の気付き、学びになります。
LGBTはダイバーシティ(多様性)の一部ですから、私ももっとたくさんのことを知り、吸収していきたいです。
まだまだ啓発活動の必要性も感じているので、これからも頑張ります!
お昼に食べた佐賀駅内うふふのハンバーグが美味でした~~