コロナウイルス感染拡大予防のため、zoomを活用したWEB配信。
私の個人的意見としては直接みなさんのお顔と全体をみれるオフラインが好きなのですが、遠方の方でも気軽に参加ができるオンラインの仕組みは非常にありがたいですね。
仕事終わりの時間帯にも限らず、多くの方に参加いただき積極的なディスカッションも行っていただきました。
医療機関はLGBT当事者にとっての不安要素がたくさん隠れています。
1つ例えるならば、受付での保険証提示。
性別表記がされている保険証を提示することは、トランスジェンダーにとって苦痛になるケースが多い。
悩みはその人の状態にもよるのですが、例えば戸籍が女性で見た目が男性の場合、受付の人から「ご本人ですか?」と尋ねられることがあります。
このとき受付の方にトランスジェンダーに関する知識がなければ、疑わしく思い何度も保険証と患者さんを見てしまうでしょう。その場で本人確認をするため身分証の提示まで求められたケースもあります。
ここでトランスジェンダーに関する知識を持ち合わせていれば、もしかしたらそういう方かもしれないと思い、配慮ある行動ができるかもしれません。
今回はLGBTに関する基本知識に加え、実際に起こりえるケーススタディを取り入れてみなさんにディスカッションしていただきました。
今日のような取り組みが、リアルな現場で活用いただけることを願っています。
LGBT研修はそれぞれの業態に合わせて実施可能です。
関心がある方は、一度気軽にご相談ください。
相談はこちら▶︎講演・研修について