まずは教職員の方々にしっかり正しい知識を持っていただくことはとても重要です。
みなさんのディスカッションに取り組む姿勢が情熱的で、活発な意見が飛び交う光景が印象的でした。
講演の前後では校長先生に教育現場の現状を色々お聞きしたりもできて、とても有意義な時間となりました。
研修を通して特に2つのことが心に残りました。
1つは自分自身が性について見つめ直すことができたことです。自分の中にも無意識の偏見がいくつもあることに気付きました。
2つは荒牧さんの経験です。もしかしたら、私も知らないうちに人を傷つけていたかもしれません。
誰もが自分らしく生きる社会にしていく1人になっていきたいです。
30代 男性
当事者の方から直接お話を聞くのは初めてでした。言葉は知っている(聞いたことがある)程度でしたからほとんどが新しく知ることばかりでした。お話を聞く中で自分の思っていたことが当たり前ではないこと、その偏見にも多く気付かされました。
教育現場にいるからこそ、最後にグループで交流した2つのことは出てくると思いました。そのときに最善の方法が考えられるように自分の学びを積み上げたいと思いました。
50代
今回、研修を通して「当たり前は当たり前じゃない」ということを強く思いました。子どもたちが目に見えないところでどう思っているのか、悩んでいないのか考えることが大切だと思いました。そして無意識の偏見は本当に自分じゃ気付いていないと感じました。荒牧さんの実体験を聞いて、まずは自分を知ること、理解することが本当に大事だと学びました。経験を語ることは本当に苦しい、簡単なことではないのに、お話しいただき本当にありがとうございました。
20代 女性
性について考えることは、自分や自分に関わる人の〝人間としての生き方〟について考えることだな…と感じました。とても重要なことだけど、自分でもあまり大切に考えていなかったように思います。私は性に関する悩みは抱えていない方ですが。生きづらさは色んなところで感じているなぁということに気づかされました。荒牧さんの苦しい思いの重みや大きさに触れさせていただき、どう生きるか、自分に問うこともできました。真のアライになれたら私自身ももっと「らしく」生きれる気がしました。
20代 女性
次には生徒さん向け、保護者の方々に向けても情報発信をしていただけると環境が変わってくるはずです。
こうしたひとつひとつの活動を継続できたら嬉しい。